ウイルスの脅威
ウイルスの脅威

常駐ウィルスと非常駐ウィルス

ウィルスが増殖するためには、何らかの形でウィルスに感染したプログラムが実行され、メモリ上にロードされなければなりません。多くのウィルスは実行ファイル(.exeの拡張子のあるファイル)に自分自身のコードを追加します。例えばウィンドウズにはメモ帳というプログラムがありますが、メモ帳がウィルスに感染している状態でメモ帳を開くとウィルスが動き出します。この増え方が、本来のウィルス(病気のもととなる生物学的な意味でのウィルス)が細胞に寄生して増殖する機構と似ているために「ウィルス」(正確にはコンピュータウィルス)と名づけられたのです。

ウィルスは「常駐ウィルス」と「非常駐ウィルス」の二つに大別されます。非常駐ウィルスに感染したプログラムが実行されると、ウィルスは別のプログラムを探して感染します。常駐ウィルスはすぐに別のプログラムに感染する事はなく、いったんメモリに読み込まれると比較的長時間にわたってメモリ上に存在して次の感染先を探します。つまり「常駐」とはメモリ上への常駐を意味するのです。